グリーフって何ですか?
1月連休中、この質問をなんどか頂きました。
「『ホワイトマジック』をグリーフの視点から読む会」のお話をした際のことです。
ここで、改めてこの会についての初心に戻り、立ち上げ当時の記事を再掲してみようと思います。
2020年5月23日の記事。
「グリーフというチケット」
先日、スタート致しました。
ご賛同下さる方が、ひとり集り、もうひとり集り…
スケジュールの都合もあり、初回は3グループに分かれてのZoom開催です。
このブログで幾度か申し上げておりますが、私はエソテリック・サイエンスのスペシャリストではありません。
その門をたたいて4年目に突入したばかりの初心者です。
そんな私が、なぜにこの企画?
それは、自分自身が『ホワイトマジック』を何度も読み
是非!グリーフと共に歩まれていらっしゃるみなさんに読んで頂きたい!
と、心から思ったからです。
私は、当然に秘教の奥義の素晴らしさにみなさんを誘うことはできませんが
そこにつながるであろう扉の場所をお伝えすることはできます。
そして、その扉までの道のりは人それぞれ。
どんなルートもありましょう。
いろいろな方がいらっしゃり、多くのルートがある中で
私はグリーフというチケットを携えた方を対象に、「こちらに扉があります!」とご案内しようと思ったのです。
ですからこの企画は、「『ホワイトマジック』をグリーフの側面から読んでみる」なのです。
喪失に関するさまざまな思いをグリーフという言葉で表現します。
その喪失とは「死別」だけが契機となるわけではありません。
その対象も「人間」だけではありません。
ディアスポラにとっては「土地」がその対象になるのかもしれません。
病気を通して切除した「自分の身体の一部」ということもありましょう。
もしかすると、叶えられなかった「自分の思い」かもしれません。
それぞれに深く、言葉には表現できないものがあります。
が、しかし。
そのグリーフがチケットになるんです。
グリーフというチケットが秘教への扉に誘ってくれるんです。
哀しい、寂しい、辛い…そんなふうに思われるであろうグリーフが、未来へ誘ってくれる。
素晴らしいと思いませんか!?
ただひたすらに『ホワイトマジック』を勉強したい、あるいは秘教を学びたいという方には
異なるルートが適しているはずです。
そして、『ホワイトマジック』をどれほど読み込んだからといって
それを以てして覚醒への道がパッカーンと開ける、なんていうことはあり得ません。
少なくとも私はそう思います。
扉の前までご案内したら、扉を開くのはご自身です。
本気で学んでみようと思われたら、この道の研究者でいらっしゃる神尾学先生の講座を是非、受講してみてください。
神尾学先生のオフィシャルサイトはこちらです。→ アクエリアス
以上、昨年の新緑の時期に芽吹いた「『ホワイトマジック』をグリーフの視点から読む会」をベースに、グリーフについての私なりの思いを載せた記事を再掲致しました。
更に今日はグリーフについて追記を致します。
グリーフって、なんだかちょっと特別な状況の人が抱いている感情のような…。
いやいや、そんなことはありません。
少なくとも私はそう思っています。
当たり前の日常にぽっかりと穴があいてしまい、自分の中で調和が取れなくなる。
それは心の調和かもしれませんし、身体の調和かもしれません。
そういうこと、ありますよね。
共に暮らす家族(それは人間でも、種族を超えた彼らでも)が元気がない、あるいは重篤な病名がついている状態だったり。
そんな時、自分自身も今まで通りにはなかなかいかないものです。
グリーフって、実は人生のあちこちに点在しているのです。
一瞬先の未来が見えなくなるような大きなグリーフもあれば、飲み込んでなんとか先に進めるグリーフもある。
大切なのは、そのひとつひとつのあり様を人と比較しないこと。
私はこんなふうに考えています。
小正月の今日、年始の所信表明といってもちょっと…ではありますが。
今年も、この会をベースに活動を行ってまいります!
当初は、昨年スタートした会にご参加の皆さんと下巻の最後まで読み終わってから仕切り直しを行って新たにスタートする予定でおりました。
が、世界が目まぐるしく変動していく最中、そんなことも言っていられないと反省。
今年5月にまた新たな会を芽吹かせます!
「『ホワイトマジック』をグリーフの視点から読む会」の二期生という感じでしょうか。
参加費は1時間1,000円。年末に参加費総額の半額を動物保護活動を行っている団体へ、残額は随時必要な先へ寄付させて頂きます。
(使途については、全額の内訳をご参加の皆様にご報告致します。)
ご興味のある方は、是非!Boo de 風のウェブサイトのContactからお問合せ下さい。
先に書きましたように、この会では、グリーフに限定は付しません。
亡くなった大切な人は、どうしているのかな?
あるいは
このコロナ禍で、心にポッカリと穴が空いたような…。
そんな思いからのご参加も是非!
みなさん、今日も素敵な一日をお過ごし下さい!
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