1週間にわたるアニマルコミュニケーション&ヒーリングを何度かご依頼頂いているお宅のK。
みんなに愛され、大切にされ、まるでプリンセスのような女の子です。
コミュニケーション&ヒーリングは、お出かけなどのご予定がある場合を除き、極力同じ時間からスタートするようにしており、時間変更がある場合は前日の夜と当日の朝、ご家族よりその旨のお話をして頂くようにしています。
それは…
受ける側が混乱しないように。
その時間に自分自身を適応させることに慣れてもらうように。
そんな思いからです。
Kとの出会いは昨年の初秋、すでに獣医さんから病名を頂いている状態でした。
ヒーリングは遠隔で行うのですが、決められた時間の少し前に彼女は定位置に移動してスタンバイ。
彼女にとっては初めての経験だったはずですが、自分なりに「ここでヒーリングをしてもらう!」と決めたようです。
なんとも可愛らしいではありませんか!
そして、本当に賢い。
いつもは室内で行うのですが、Kと過ごす時間は屋外でないと!と思い、初秋の陽射しのもと、初めて屋外でヒーリングをさせて頂いたのが昨日のことのようです。
日本アニマルコミュニケーション協会主催のアニマルコミュニケーションカレッジでの学びを通して、また自身の経験を通して、ゆらぐことのない思いがあります。
それは、動物さんたちの飼い主への深い愛情は計り知れないということ。
私たち人間家族が思う以上に深いのです。
Kとのコミュニケーションを通して、改めてここに思い至りました。
Kはご家族を見守り続けてきました。
ご家族の誰よりも、おひとりおひとりのことをよく観ています。よくわかっています。
厳しい言い方ですが、自分が自分に目をそむけたくなるようなこともしっかり観ています。
それはひたすらに家族みんなを見守りたいから。みんなを愛しているから。
Kは言います。
いつか終わりがくるのだけれど、それは本当の終わりではないの。
ここにいても、あっちにいてもKはKだから。
そして、みんなにバトンを渡したから、そのバトンをちゃんと受け取ってくれれば、ずっとつながっているの。
そうなんです。
Kはご家族ひとりひとりにバトンを渡しました。
赤や青や黄色のバトン。それから緑とオレンジ色。紫もあったかな?
誰にどの色のバトンを渡すのか…そこにはちゃんと意味があるのです。
わたしのことを大切にしてくれるお母さん。
いつもいつも、私のことだけを考えてくれているお母さんには、もっともっとこうなって欲しいからこの色のバトン。
わたしは、お母さんがギュッと握りしめている心配を手放して、その先に光を見つけてくれるといいなぁと思うの。
お母さんのことが大好きだから。
お父さんは、わたしのおうちを守ってくれる。
みんなとは違うところを見ていて、みんなが気づいていないことをしてくれるの。
わたしはお父さんのこと、誰よりもいちばん良くわかっているのよ。
お父さんとふたりでお話をする時、とっても守られているような感じがするの。
お姉ちゃんは、わたしのことで、お母さんとしのぶさんの橋をつくってくれる。
お姉ちゃんがいなかったら、こうして「思いを伝える」ということができなかった。
「お母さん、ありがとうございます」って思っていることを伝えられなかった。
だからお姉ちゃん、いつもいつもありがとう。
Kのご家族にとっても、アニマルコミュニケーション&ヒーリングは初めての経験。
みなさんは、どのように受け止めて下さるのかなぁ・・・と思っていました。
Kのお姉ちゃんからのご感想をご紹介させて頂きます。
「愛犬」ではなく、「K」というひとりの子として接していこう。
Kはどう考えているのだろう。どう想っているのだろう。治療に対してもどう想っているのだろう。
こんなふうに彼女の意志や思いを尊重したいという気持ちを強く持つようになり、そんな気持ちをはっきり言葉にだし、考えるようになりました。
今まで家族のみんなの幸せだけを願い生きてきたということを知り、みんながKへの感謝を言葉にするようになりました。
家族みんなが、ヒーリングのフィードバックをいつも心待ちしています。
ご家族のご理解があり、Kと私の時間をたくさん作って頂きました。
そもそも、Boo de 風のウェブサイトのメニューに載せているのは、「うさぎさん専用のヒーリング」です。
それは、現在信頼できるアニマルコミュニケーター、ヒーラーは数多いらっしゃるわけで、私がそこにのこのこと入っていかずとも…という思いがあったためです。
ただ、「グリーフ」をキーにご縁があれば、うさぎさんに限らず…とは思っていました。
そんな状況下でご依頼くださったことに、まず感謝申し上げます。
先月は2週間行い、今月は、今ちょうど1週間ヒーリングの終盤にさしかかったところです。
私自身、こんなに深く関わらせて頂く経験は初めてのこと。
Kとの、そしてご家族との親交を温め合うことができたので、私としても状況がとても把握しやすいのです。
獣医ではない私のお役目は、ただひとつ。
ご家族のみなさんとKが、より一層の喜びに満たされるよう尽力すること。
この「喜び」について、Kから学んだことをシェアさせて頂きます。
病気とともに生きることも喜び。
痛い思い、苦しい思いをすることも喜び。
大好きな家族とお散歩にいくことも喜び。
みんなが笑顔でいる様子を眺めていることも喜び。
人間は、善い、悪い、嬉しい、哀しいって言うけれど、それはもったいない。
全部が経験で、それをもって還るのがわたしの役目。
だから、たくさんの経験ができて嬉しいの。
だって、還ってからみんなの役にたてるから!
私は、この記事のカテゴリーに「探求の道」を添えました。
Kにとっての探求の道が、ご家族それぞれの探求の道を照らしてくれることを祈って。
わたし、お外が大好き!
風がね、こうやって、すーって通り抜けていくの。
それがとても心地好くて、大好きなの!
家族仲良くでかけるお散歩は最高!
みなさん、今日も素敵な一日をお過ごし下さい!
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