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執筆者の写真Boo de 風

2023年ウエサク祭


今日は、春の三大祭のひとつ、ウエサク祭。

三大祭は、

4月のイースター(復活祭)

5月のウエサク祭(ヴァイサクハの祭)

6月の人類の祭

と、三か月にわたり、執り行われます。

☆今年のイースターの記事は、こちらです。⇒ 2023年イースター



アリス・ベイリー著、AABライブラリー翻訳『人類の問題』AABライブラリー、2001年、170頁より引用


……現在、キリスト教には大きな祭があり、仏教徒も独自の一連の霊的イベントを開催している。ヒンズー教にもまたそれとは違う祝日があり、イスラム教徒も同様である。将来の世界において、至るところすべての信仰者が同じ祝日を定め、同じ祭を祝って集うようになることは無理なのであろうか。そうすることで、霊的な力は蓄積され、合同での霊的な努力が行われ、霊的な祈願が同時に行われるようになるであろう。それが有効であることは確かに明白である。

 このような霊的な出来事が起こる可能性を示し、将来に行われる世界的な祭の性質について予言しようと思う。すべての人々が自然かつ容易に、合同で、彼らすべてを親密に関係づけるためにアプローチを一致させて、一緒に開催できるこのような祭が一年に三度ある。これら三つの祭は、連続する三つの月に集中しており、そのため、一年間を通して影響を与えるべき年一回の長期にわたる霊的な努力へと導く。……



ここに語られている三つの祭の真中に位置するウエサク祭。

もともとは仏教徒の祭であったようです。

そして、三つの祭の中で最大のものであり、シャンバラのエネルギーが降り注ぐ…

といわれています。

ここから、秘教で語られている内容を少しみてまいりましょう。


前掲書、171頁より引用


2 ウエサク祭つまりヴァイサクハの祭。

これは、仏陀、つまり神の意志明らかなる中心と霊的ハイラーキーの間の偉大な霊的媒介者の祭である。仏陀は神の意志の表現、光の体現者、神の目的の指示者である。至るところの人々が知恵と理解を、そして至るところの人々のマインドへの光の流入を喚起するであろう。この祭は牡牛座の満月と定められている。これは東洋の大きな祭であるが、すでに西洋でもよく知られており、大勢のキリスト教徒が今日、この仏陀の祭を祝っている。


三つの祭には、それぞれ特徴、役割があります。

しかし、それは分断の結果ではなく、統合へ向かう上でのそれ、ということです。


宗教、宗派、人種e.t.c. そういったものすべてを超越し、すべての人々を結び付け、合同で霊的な祈願を行う祭。


「この祭りは、東洋と西洋の信仰者の霊的な絆をより親密に結束させるのに役立つであろう(前掲書、170項)」

牡牛座の満月の今日、みなさんは何を思い、どんな行動を起こしますか?





今日も素敵な一日をお過ごし下さい!



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