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執筆者の写真Boo de 風

「難局と機会」そして「要求と機会」


昨年末よりアリス・ベイリー著『人類の問題』からの引用をもとに、途中寄り道をしつつ、8回にわたって「教会の問題」をテーマに綴ってきました。

先日、「教会の問題」を考察する上でしぼられている5つのテーマのうちの2つめが終わりましたので(カトリック教会がその手法を変えたなら…。)、ここで一度中断致します。

この先に、まだまだ興味深い内容がつづきますので、いずれ再開予定でおります。


ということで気持ちを改めて、今日は久しぶりにホワイトマジックに立ち返りたいと思います。


では、まいります!


アリス・ベイリー著『ホワイトマジック 上』、306~307頁より。


 正しい習慣の確立と安定が、弟子道を目指す熱誠家にとって、唯一の必要条件であるということをすべての読者に思い出してほしい。惑星的な進化の分野で働いている方々は信頼できる道具を探し求めており、このことはあなた方すべてにどれほど強調して印象づけても強調しすぎるということは決してない。助け手を探し求めている方々が、情緒的な気分や感情が放縦に振舞う人々や肉体を統御できていない人々を緊急の際に頼りにすることはできない。マインドが雲で覆われている人々やマインドを「光の中にしっかりと」保つ能力が備わっていない人々は、世界的な努力の高き役割を担う適切な働き手とは言えない。しかし、そうした人々であっても、誰も前進を思い止まる必要はない。というのは、欠陥の認識は欠陥克服の準備だからである。このような人々は訓練中なのである。このことを銘記しておかなければならない。そうでないと、理想が示されたときに落胆することになるからである。今日、世界には難局と機会が同時に訪れている。人類と惑星のカルマの壁になっている偉大なる方々は、現在強烈な圧迫を受けていると言われている。しかし、この言い方は状況を十分に説明するものではないことは確かである。



今日の引用は『ホワイトマジック』の規定9の内容で、アストラル界層について言及されております。

『ホワイトマジック』からの引用はほぼ2か月ぶりですが、いつ、どこを読んでも背筋がスッと伸びる、そんな一冊です。

今日の引用の中に、このような一文がありました。


今日、世界には難局と機会が同時に訪れている。

これを読んでいて、ふと、以前、『人類の問題』からの引用(現在直面している要求と機会)を思い出しました。

再掲致します。


アリス・ベイリー著『人類の問題』第五章 教会の問題、145頁より。

人間は何にもまして、神が存在し、神の大計画―が存在することの確信を得ることを望んでいる。人々は、キリストが生きていること、―すべての人々が待ち望んでいる―来るべき方がやってくるであろうこと、そしてその方がキリスト教徒や仏教徒やイスラム教徒ではなく、至る所すべての人々のものであるということの確信を望んでいる。人々は、偉大な霊的啓示が与えられる予定があり、それを阻止することができないこと、そして彼らの前途には物質的な将来だけではなく、霊的な将来もあるということの確信を望んでいる。この要求とこの機会に教会は直面している。



『ホワイトマジック』における「難局と機会」

『人類の問題』における「要求と機会」



『人類の問題』は、教会という場が設定されてはいるものの、私は双方の関係に着目致しました。

アリス・ベイリーの著作は、自分なりに…ではありますが、併読するほどに理解が深まるような、そんな感覚があります。

是非!お試しください。



今日は、ちょっとばかり春らしい1枚を。



みなさん、今日も素敵な一日をお過ごし下さい!



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